Publish: 2023/11/15
Last update: -

# Stable Diffusion - 01: 環境構築

# 前提

  • Macユーザを対象とした記事です。
  • Stable Diffusion web UI を使用します。


# 全体の流れ

  • HomeBrewのインストール
  • インストール先のディレクトリ準備
  • モデルデータの準備
  • 関連ライブラリのインストール
  • Automatic1111のダウンロード
  • モデルファイル設置
  • Automatic1111の起動


# HomeBrewのインストール

brew -v


# インストール先のディレクトリ準備

  • これは好きなところにディレクトリを作れば良いだけです。


# モデルデータの準備

# 関連ライブラリのインストール

  • 以下のコマンドで必要なライブラリが手に入るようです。
brew install cmake protobuf rust python@3.10 git wget


# Automatic1111のダウンロード

  • ダウンロードするディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します。
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui


# モデルファイル設置

  • Automatic1111をダウンロードすると、stable-diffusion-webuiディレクトリが作成されます。
  • 以下のフォルダにあらかじめダウンロードしておいたモデルファイルを配置します。

stable-diffusion-webui > models > Stable-diffusion


# Automatic1111起動

  • 起動します。
./webui.sh
  • 色々と処理が走りますので待ちます。
  • しばらくすると自動でブラウザが開きます。

  • 次の画面が表示されたら準備完了です。

Alt text


# エラーが出る場合

  • 以下のエラーが出る方は、グラフィックカードがHalf floatに対応していないようです。(Half fload: 半浮動小数点数の計算)

RuntimeError: "LayerNormKernelImpl" not implemented for 'Half

  • その場合は、以下のように実行にオプションをつけることで解消されます。
./webui.sh --precision full --no-half

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# まとめ

  • インストール作業はそれほど難しくありませんが、データが大きいのでダウンロードに時間が掛かります。
  • 次回はプロンプトを入力してイラストを生成してみましょう。

以上