Publish: 2024/1/24
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# 午後1(R4)を解く - 問1

令和4年度の午後1問題を解いてみます。


# 過去問と解答


# 解いてみる(問1)

# 解いた結果

  • 感想
    • 5割くらいしか取れませんでした。
    • もう少しじっくり読めば解けたはずの問題が多かったと反省しています。
  • 今後のために
    • 登場人物ごとに、ビジネス上の目的や業務範囲を整理すると良さそうです。

# 設問1

[35字]

  • 設問

「A社のサービスの課題」について、A社は課題を解決することによって、どのように事業を成長させようと考えたか、35字以内で述べよ。

  • 私の回答

越境EC分野のサービスのビジネスプロセスを変革すること(27字)

  • IPAの解答例

越境ECサービスと物流サービスの両方の事業の売り上げを成長させる

解答例とのギャップ

  • ちゃんと問題文を読んでいれば解けたはずです。
  • DXの目的は出題率が高そうなので、最初に一通り読む中で目星をつけても良いかもしれません。

# 設問2 -(1)

[35字]

  • 設問

「A社のDX推進」の①越境ECシステムの再構築について、(1)、(2)に答えよ
(1) 小さなカスタマイズ要望が大きな開発につながる現状の越境ECシステムの仕組み上の原因について、35字以内で述べよ。

  • 私の回答

統合されたデータベースの各機能が密結合で連携していること(28字)

  • IPAの解答例

結合されたデータベースに各機能が密結合で連携するシステム構成

解答例とのギャップ

  • 論点はバッチリです。

# 設問2 -(2)

[30字]

  • 設問

「A社のDX推進」の①越境ECシステムの再構築について、(1)、(2)に答えよ
(2) 越境ECシステムの再構築によって、A社サービスのどのような課題を解決できるか、30字以内で述べよ。

  • 私の回答

顧客からの個別カスタマイズ要望に応えられていないこと(26字)

  • IPAの解答例

顧客からの頻繁なカスタマイズ要望に迅速に応えること

解答例とのギャップ

  • 論点はバッチリです。
  • 「課題」の定義を間違えると十分な得点をもらえません。意識するようにしましょう。

# 設問3

[25字]

  • 設問

「A社のDX推進」の②マーケティング活動について、A社がAPIエコノミーの活用を具体的に進めることによって、A社の顧客が得られるメリットは何か、25字以内で述べよ。

  • 私の回答

越境ECサイトへの会員登録を省力化できる(20字)

  • IPAの解答例

SNS経由の経由の消費者からの注文を獲得しやすくなる

解答例とのギャップ

  • 「A社の顧客」は物流を委託するメーカーのことです。
  • 会員登録の省力化は消費者にとってのメリットなので間違いです。

# 設問4  -(1)

[30字]

  • 設問

「A社のDX推進」の③保税倉庫の活用を可能にするサービスについて、(1)、(2)に答えよ。
(1) 消費者の顧客満足度向上のために、保税倉庫を活用した配送が不可欠だとA社が考えた理由について、30字以内で述べよ。

  • 私の回答

リードタイムが2週間以上かかり、配送料負担が消費者負担のため(30字)

  • IPAの解答例

リードタイムを短縮でき、消費者の送料負担も軽減できるから

解答例とのギャップ

  • キーワードを抽出できていますが、回答の仕方が良くないです。
  • 設問文に「消費者の満足度向上のために」とあるので、消費者視点でのメリットを記載すべきでした。

# 設問4  -(2)

[30字]

  • 設問

「A社のDX推進」の③保税倉庫の活用を可能にするサービスについて、(1)、(2)に答えよ。
(2) 需要予測の情報を用いて、A社の顧客はどのように在庫管理を行うことができると考えたか、具体的に2つ挙げ、それぞれ30字以内で述べよ。

  • 私の回答

売れ筋商品の在庫を補充するロット数とタイミングを判断できる(29字)

イベントを実施する際に必要な在庫量を事前に確保できる(26字)

  • IPAの解答例

売れ筋商品の在庫を補充するロットとタイミングを判断する

イベントを実施する前に必要な在庫量を事前に確保する

解答例とのギャップ

  • バッチリだと思います。

以上